くすりのキュート(救人) - 「私を見て！」　玉名店　倉光千保美

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キュートの毎日 : 「私を見て！」　玉名店　倉光千保美

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「私を見て！」　玉名店　倉光千保美 高ヒット

キュートスタッフ

2018-4-3 17:33

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●土曜日に昼間、ちょっと自宅に帰りテレビを
付けたら「私を見て　ミナマタから世界へ　
魂の叫び」という番組があっていました。

胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん（６１）の
ドキュメントです。

しのぶさんのお母さんはしのぶさんにできることは
なんでもさせ、人目を気にせず堂々と生きることを
教え気丈に育てます。

中学３年の時、国連人間環境会議が開かれた
スウェーデン・ストックホルムを訪れ、水銀被害の
恐ろしさを身をもって世界に伝えました。

その後、自ら募金箱を持って集めた義援金を持ち
公的基金でなく集まった支援金で行ったベトナムでの
「ベトちゃん・ドクちゃん」との出会いが自分の
使命をはっきりと悟ったそうです！

「私は水俣病を伝えていこう！」

そして去年の９月、スイス・ジュネーブで開かれる
水俣条約の第１回締約国会議（ＣＯＰ１）に
出席して患者として初めて「女の人と子どもを
守って下さい。一緒に（水銀汚染の根絶を）
していきましょう」と水銀被害で不自由な体で
声を振り絞り訴えたのです。

患者自らの声に世界各国の出席者は感動して
騒然となり、大きく心を動かしたのです！！！

ところが終わった後、当のしのぶさん本人は
とても疲れた顔で沈み切っているのです。

小さくか細い声で

「同じことばかりを話をしてきている

　わたしも、もうきつい

　もう最後にできればいいなと思う」と
泣き出したのです。

中学３年生から６１歳になるまで、同じことを
訴えてきて
でも変わっていない世界が現実・・・

会議が終わって一人の外国の老年の女性が
しのぶさんに駆け寄って来ました。
もはや車椅子となったしのぶさんの手を取って

「しのぶさん、あなたは走ることはできないけど
　あなたの心は走っていますよ！
　誰よりも早く走っていますよ！」

その言葉がしのぶさんを救い笑顔を取り戻たと
番組は終わりました。

涙涙で見ながら、不自由な体で魂のメッセージを
伝え続けるしのぶさん・・
私も私に与えられた使命を全うしよう！と
思い、いつかしのぶさんに会いたいと思いました。

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