相談専門店 くすりのキュート

蓄膿症とは・・・

副鼻腔に起こった炎症が治りきらず、細菌感染を繰り返すために副鼻腔内に膿が溜まっている状態です。
このことから、蓄膿症は慢性副鼻腔炎とも呼ばれています。副鼻腔とは、眼球の入っている骨のくぼみをとり囲むようにある前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞、上顎洞の４つの空洞をさします。

蓄膿症の症状とは・・・

後鼻漏とは・・・

蓄膿症の症状のひとつで、粘り気のある鼻汁が、咽に流れる症状で最も治りにくい症状でもあります。
咽や口の中に、粘り気の強い鼻汁が広がり、ベタつく感じや痰が絡むような不快感があり、イライラして怒りっぽくなったり、熟睡しにくくなり日常生活に支障をきたしやすくなります。
そして、繰り返すと、気管支炎や喘息のような症状がでやすく、胃腸障害も起こりやすくなってしまいます。

おもな病院での治療は・・・

病院での治療法は・・・対症療法が中心・・・

当店での養生法の基本は・・・

Ａ.冷たい食べ物、冷やす食べ物・飲み物を控える

この状態を繰り返すことが、蓄膿症を治りにくくしています。

Ｂ.動物性タンパク質（牛乳・卵・肉）などを控える/dt>

消化処理するのに時間がかかりやすく、消化処理できない｢タンパク質」がアレルギー反応をおこしてしまいます。

Ｃ.水分の摂り過ぎに注意

水分が多過ぎると、身体が冷え、血液の流れも悪くなり、水が滞り、アレルギーの要因になります。

Ｄ.甘いもの、陰性食品（コーヒー・牛乳・南国の果物など）の摂り過ぎに注意

かゆみや炎症の要因のヒスタミンが多く作り出されてしまいます。
また、血液・体液をベタつかせ、粘膜の抵抗力が落ちるとともに粘液を作る材料となり、鼻水が出たり、鼻づまりを起こしてしまいます

Ｅ.胃腸を強くする

アレルギー全般に、胃腸を強くする事が大切になります。
一番の基本の改善法は、少食にして特に、蓄膿症・後鼻漏は胃に負担をかけやすい症状ですので注意が必要です。

Ｆ.疲労、睡眠不足、ストレスに注意する

鼻の病の原因のひとつは、自律神経の乱れになります。
（肺・脾・腎の働きを助けたり、調整したりする｢肝」に問題が起こってしまいます）

Ｇ.お野菜や穀物、海藻、漬物など命ある植物を多く摂る事

天地のエネルギーをたっぷり蓄えて出来た食べ物は、体内の細胞の保水力を高め、潤いに満ちた身体と強い粘膜を作ってくれます。

Ｈ.体を鍛える（運動をする）

風邪などを引きにくい体質に改善する事が大切です。

当店の基本の食養生ピラミッドの御紹介

当店での選薬の基本は・・・

おもに、下記の項目をお聞きしたうえで、
その方の｢症状の改善」と｢体質の改善」に何が一番お役に立てるかを考えて
選薬をさせていただいています。

• 蓄膿、鼻炎の苦情の年数と現在の苦情の状態
• 今までの治療方法、服用薬
• 他のアレルギー症状や他の病気
• 胃や腸の状態
• 冷え、血流、むくみなどの状態
• 食生活の内容及び生活習慣